2008年9月15日月曜日

一宮の路上に描かれた奇妙なマークはいったい…?

足形のようでもあり、耳のようでもあるこのマーク。道路の白線のように路上に白くプリントされ、一宮市三岸節子記念美術館周辺の18か所に点在している。

これは、今年7月12日から8月17日に同美術館で開催されたサウンドアーティスト、鈴木明昭男さんの展覧会「点気ki-date」の会期中に行われたプ ロジェクト《点音》(おとだて)のために設置されたもの。

《点音》は、耳と足を象ったマークの上に佇み、普段は意識しない風や虫の声、生活音や車が走 り去る音などに耳を澄ますことで、新たな風景を立ち上げようとするプロジェクトで、1996年のベルリンを皮切りに、世界18箇所で実施されているとい う。

マークは会期後も消されず、自然に消えるまでそのままなので、見つけたらその上に立って耳を澄ましてみよう。今まで気づかなかった意外な風景に気づくかも。

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