
ブースが置かれているのは、長者町周辺と久屋大通公園内の4か所。ブース内に若手作家の作品を展示した「アートのイエ」(桜通長者町交差点南東角の錦パークビル)、外壁が厚さ1ミリの鉄板で作られたブースで行われるライブやパフォーマンスをインターネットで放送する「鉄板TV」(久屋大通公園、名古屋テレビ塔下)、漫画や小説の1巻のみが並べられた「一巻図書」(地下鉄伏見駅地下街トリエンナーレPRステーション)、「折る」という行為の連続から生まれたドーム型空間の「折々折男(おりおりおりお)」(久屋大通公園愛の広場)と、どれも個性的だ。各ブースには名古屋のランドマークやパブリックアートの数種類のスタンプが用意されており、布バッグを台紙にしたエントリー制のスタンプラリーも楽しめる。
あいちトリエンナーレ2010のメイン会場となる愛知芸術文化センターでは、プレイベント 現代美術の発見Ⅴ 市川武史「オーロラ絵画/彫刻」が、12月20日まで会期が延長され開催中。どちらも観覧無料なので、気軽にのぞいてみることで、多くの人に現代アートに興味を持ってもらえる機会になることを期待したい。
あいちトリエンナーレ「まちなか展開事業」公式ホームページ
愛知芸術文化センター公式ホームページ